Journal Club 2013年3月28日 8:30-8:55 8階 医局

Slides:



Advertisements
Similar presentations
Journal Club 埼玉医科大学 総合医療センター 内分泌・糖尿病内科 Department of Endocrinology and Diabetes, Saitama Medical Center, Saitama Medical University 松田 昌文 Matsuda, Masafumi.
Advertisements

SPSSによるHosmer-Lemeshow検定について
あなたは真夜中に 山の頂上を目指す登山者です
確率と統計 - 確率2回目 - 平成 18 年 11 月 1 日. 2 今日の内容 1. 確率の復習(再整理) 2. 加法の定理 3. 乗法の定理へのイントロ.
レポート書き方. おしいレポート よく調べてある それぞれの、1文の言っていることは正 しい しかし、全体として、何が言いた いのかわからない 内容の重要だが、全体の構成も重 要である.
7.n次の行列式   一般的な(n次の)行列式の定義には、数学的な概念がいろいろ必要である。まずそれらを順に見ていく。
9.線形写像.
学生の携帯電話選択理由 岡田隆太.
概要 2009 年 10 月 23 日に、いて座に出現した X 線新星 (XTE J ) を、出現から消滅まで 全天 X 線監視装置 MAXI (マキシ)で観測したところ、 新種のブラックホール新星であることが判明した。 従来のブラックホールを、 多量のガスを一気に飲み込む「肉食系」と.
時間的に変化する信号. 普通の正弦波 は豊富な情報を含んでいません これだけではラジオのような複雑な情報 を送れない 振幅 a あるいは角速度 ω を時間的に変化 させて情報を送る.
情報処理A 第10回 Excelの使い方 その3.
九州大学 岡村研究室 久保 貴哉 1. 利用中のAPの数の推移 2 横軸:時刻 縦軸:接続要求数 ・深夜では一分間で平均一台、 昼間では平均14台程度の接続 要求をAPが受けている。 ・急にAPの利用者数が増えてく るのは7~8時あたり.
麻雀ゲーム 和島研究室 ソ 小林巧人
5.連立一次方程式.
―本日の講義― ・平均と分散 -代表値 -ぱらつき(分散・標準偏差等) ・Excelによる演習
ノイズ. 雑音とも呼ばれる。(音でなくても、雑 音という) 入力データに含まれる、本来ほしくない 成分.
09bd135d 柿沼健太郎 重不況の経済学 日本の新たな 成長へ向けて.
広告付き価格サービ ス 小園一正. はじめに 世の中には様々な表現方法の広告があり ます。その中でも私たち学生にとって身 近にあるものを広告媒体として取り入れ られている。 価格サービス(無料配布のルーズリー フ)を体験したことにより興味を惹かれ るきっかけとなった。主な目的は、これ.
素数判定法 2011/6/20.
フーリエ係数の性質. どこまで足す? 理想的には無限大であるが、実際に はそれは出来ない これをフーリエ解析してみる.
1章 行列と行列式.
本宮市立白岩小学校. 1 はじめに 2 家庭学習プログラム開発の視点 ① 先行学習(予習)を生かした 確かな学力を形成する授業づく り ② 家庭との連携を図った家庭学習の習慣化.
プログラミング入門2 第4回 式文 代入式 論理演算子 ループの脱出、スキップ 情報工学科 篠埜 功.
3.エントロピーの性質と各種情報量.
Excelによる積分.
1 6.低次の行列式とその応用. 2 行列式とは 行列式とは、正方行列の特徴を表す一つのスカ ラーである。すなわち、行列式は正方行列からスカ ラーに写す写像の一種とみなすこともできる。 正方行列 スカラー(実数) の行列に対する行列式を、 次の行列式という。 行列 の行列式を とも表す。 行列式と行列の記号.
計算のスピードアップ コンピュータでも、sin、cosの計算は大変です 足し算、引き算、掛け算、割り算は早いです
1 0章 数学基礎. 2 ( 定義)集合 集合については、 3セメスタ開講の「離散数学」で詳しく扱う。 集合 大学では、高校より厳密に議論を行う。そのために、議論の 対象を明確にする必要がある。 ある “ もの ” (基本的な対象、概念)の集まりを、 集合という。 集合に含まれる “ もの ” を、集合の要素または元という。
4.プッシュダウンオートマトンと 文脈自由文法の等価性
1 0章 数学基礎. 2 ( 定義)集合 集合については、 3セメスタ開講の「離散数学」で詳しく扱う。 集合 大学では、高校より厳密に議論を行う。そのために、議論の 対象を明確にする必要がある。 ある “ もの ” (基本的な対象、概念)の集まりを、 集合という。 集合に含まれる “ もの ” を、集合の要素または元という。
信号測定. 正弦波 多くの場合正弦波は 0V の上下で振動する しかし、これでは AD 変換器に入れら れないので、オフ セットを調整して データを取った.
1 9.線形写像. 2 ここでは、行列の積によって、写像を 定義できることをみていく。 また、行列の積によって定義される写 像の性質を調べていく。
ビット. 十進数と二進数 十進数  0から9までの数字を使って 0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、 10、11、12 と数える 二進数  0と1を使って 0、1、10、11、100、101、11 0、111 と数える.
A 「喫煙率が下がっても肺ガン死亡率が減っていないじゃな いか」 B 「喫煙を減らしてもガン減るかどうか疑問だ 」 1.
井元清哉、上 昌広 2035年の日本医療を考える ワーキンググループ
平成22年度 第4回 Let’s Enjoy English 平成22年度 第4回 Let’s Enjoy English 期日:平成22年10月30日 場所:旭川市立北光小学校 基調提言.
3.正方行列(単位行列、逆行列、対称行列、交代行列)
Journal Club 埼玉医科大学 総合医療センター 内分泌・糖尿病内科 Department of Endocrinology and Diabetes, Saitama Medical Center, Saitama Medical University 松田 昌文 Matsuda, Masafumi.
名古屋工業大学 電気電子工学科 岩波・岡本研究室 野々村嘉人
論理回路 第1回. 今日の内容 論理回路とは? 本講義の位置づけ,達成目標 講義スケジュールと内容 受講時の注意事項 成績の評価方法.
Bar-TOP における光の 群速度伝播の解析 名古屋大学 高エネルギー物理研究室 松石 武 (Matsuishi Takeru)
伝わるスライド 中野研究室 M2 石川 雅 信. どのようなスライドを作れば良 いか 伝えたいこと.
SUPJ2010 Japanese Ⅱ( A ) Elementary Japanes e ‐ in twenty hours- Chapter 7.
平成 23 年 6 月 16 日もも脳ネット 脳卒中連携パス結果報告 担当 岡山医療センター 大森 信彦.
方程式を「算木」で 解いてみよう! 愛媛大学 教育学部 平田 浩一.
C言語応用 構造体.
実装の流れと 今後のスケジュール 03k0014 岸原 大祐. システム概要 天気データをもとに、前向き推論をし ていき、親の代わりに子供に服装、持 ち物、気をつけることなどを教える。
3.多項式計算アルゴリズム べき乗の計算 多項式の計算.
JPN 312 (Fall 2007): Conversation and Composition 文句 ( もんく ) を言う.
HKS Analysis Log Jul 2006 Part1 D.Kawama. 第壱部 HKS Sieve Slit Analysis.
HSPによる学習機能付き シューティングゲームの製作
1 中野研究室 4 年ゼミのイロハ 斉藤(修士 2 年) ( 2009 年 ”4 年ゼミのイロハ ” を参考に作りました)
メニューに戻る メニューに戻る | 前表示スライド 前表示スライド G*power 3 の web ページ Windows はこちら Mac はこちら ダウンロード後,実行してインストール.
実験5 規則波 C0XXXX 石黒 ○○ C0XXXX 杉浦 ○○ C0XXXX 大杉 ○○ C0XXXX 高柳 ○○ C0XXXX 岡田 ○○ C0XXXX 藤江 ○○ C0XXXX 尾形 ○○ C0XXXX 足立 ○○
オセロの思考アルゴリズムについて 1103072 岩間 隆浩.
金融の基本Q&A50  Q37~Q /6/24 蔵内雄大.
小島 肇  Windows ではアンチウイルスソフトウェアは 必須だが、「入れれば安心」というものでは ない  Mac, Linux における費用対効果はかなり低い  現時点ではマルウェアは流行っていないから  Windows を併用している場合は別.
音の変化を視覚化する サウンドプレイヤーの作成
Self-efficacy(自己効力感)について
本文. 考えながら読みましょ う 「いろいろなこと」( 3 行目)は何で すか 「①電話料金はコンビニで支払いをしていま す。いつでも払えますから、便利です。」 「②夕食はコンビニで買います。お弁当やお かずがいろいろありますから。」今、若者に 人気のあるコンビニは、いろいろなことをす るのに非常に便利な場所になった。
Journal Club 埼玉医科大学 総合医療センター 内分泌・糖尿病内科 Department of Endocrinology and Diabetes, Saitama Medical Center, Saitama Medical University 松田 昌文 Matsuda, Masafumi.
Journal Club 埼玉医科大学 総合医療センター 内分泌・糖尿病内科 Department of Endocrinology and Diabetes, Saitama Medical Center, Saitama Medical University 松田 昌文 Matsuda, Masafumi.
Journal Club 埼玉医科大学 総合医療センター 内分泌・糖尿病内科 Department of Endocrinology and Diabetes, Saitama Medical Center, Saitama Medical University 松田 昌文 Matsuda, Masafumi.
Journal Club 埼玉医科大学 総合医療センター 内分泌・糖尿病内科 Department of Endocrinology and Diabetes, Saitama Medical Center, Saitama Medical University 松田 昌文 Matsuda, Masafumi.
Journal Club 埼玉医科大学 総合医療センター 内分泌・糖尿病内科 Department of Endocrinology and Diabetes, Saitama Medical Center, Saitama Medical University 松田 昌文 Matsuda, Masafumi.
英語勉強会 名手⇒詫間 2015/10/22. 原文 This study says acquiring motor skills support system. There is how to acquire moor skills that coach advises learner. Motor.
Journal Club 埼玉医科大学 総合医療センター 内分泌・糖尿病内科 Department of Endocrinology and Diabetes, Saitama Medical Center, Saitama Medical University 松田 昌文 Matsuda, Masafumi.
心臓および肝臓移植会社. 心臓移植は非常に複雑な 手技であり、 zoukiishoku119 は候補者の 評価から手技後のケアま で、各患者の治療に協力 チームアプローチをとっ ています。私たちの多分 野の移植グループには、 心臓専門医、心臓外科医、 看護師、心臓リハビリ専 門家、ソーシャルワー カーが含まれます。これ.
腎臓移植 腎臓移植の前に、ドナー両方の腎臓は機 能的に良好でなければならない。ドナー の両方の腎臓が機能的に健康であること を保証するために、多数の試験が行われ ている。
地球儀と様々な地図. 1 球体としての地球 こうした現象はあることをイ メージすると理解できる。
Presentation transcript:

Journal Club 2013年3月28日 8:30-8:55 8階 医局 Umpierrez GE, Smiley D, Hermayer K, Khan A, Olson DE, Newton C, Jacobs S, Rizzo M, Peng L, Reyes D, Pinzon I, Fereira ME, Hunt V, Gore A, Toyoshima MT, Fonseca VA. Randomized Study Comparing a Basal Bolus With a Basal Plus Correction Insulin Regimen for the Hospital Management of Medical and Surgical patients With Type 2 Diabetes: Basal Plus Trial. Diabetes Care. 2013 Feb 22. [Epub ahead of print] 2013年3月28日 8:30-8:55 8階 医局 埼玉医科大学 総合医療センター 内分泌・糖尿病内科 Department of Endocrinology and Diabetes, Saitama Medical Center, Saitama Medical University 栗原 郁実 Kurihara, Ikumi

Medical ICUでの高血糖と死亡率

Surgical ICUでのインスリン強化療法による 死亡率減少 周術期(主に術後)には、 血糖を200mg/dl程度にする治療に比較し100mg/dl前後にすると死亡率が半減する。

重症入院患者へのインスリン治療:死亡率 (無作為ランダム化研究のメタ解析) 周術期(主に術後)には、 血糖を200mg/dl程度にする治療に比較し100mg/dl前後にすると死亡率が半減する。 心筋梗塞ではそれほどの差はない。 35 publications, n=8478

最低血糖値と死亡 血糖スライディングをおこなっていた頃のデータ 0.18 0.16 0.14 0.12 死亡数 0.10 0.08 0.06 0.04 0.02 0.00 入院中最低血糖値 (mg/dL) <30(49) 30-39(76) >39(213) 米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院(ボストン)などで、2003年1月から2004年8月に大学付属病院へ入院した糖尿病患者2, 582例(入院4, 368回)についてレトロスペクティブに検討。最低血糖値が10 mg/dL減少するごとに死亡リスクが3倍。 Diabetes Care 32: 1153–1157, 2009 5

低血糖は非常に危険 (病棟診療) 高血糖の場合には「補正量」を追加で使用 血糖スライディングスケールは「有効でなく使ってはいけない!」(米国糖尿病学会Clinical Practice Recommendation) 高血糖の場合には「補正量」を追加で使用

院内血糖管理ガイドライン VIII. DIABETES CARE IN SPECIFIC SETTINGS A. Diabetes care in the hospital Recommendations ● Scheduled prandial insulin doses should be appropriately timed in relation to meals and should be adjusted according to point-of-care glucose levels. The traditional sliding-scale insulin regimens are ineffective as monotherapy and are generally not recommended. (C) ● Using correction dose or "supplemental" insulin to correct premeal hyperglycemia in addition to scheduled prandial and basal insulin is recommended. (E) DIABETES CARE, VOLUME 32, SUPPLEMENT 1, JANUARY 2009 S13

院内血糖管理ガイドライン Diabetes care in the hospital Recommendations ● Scheduled subcutaneous insulin with basal, nutritional, and correction components is the preferred method for achieving and maintaining glucose control in noncritically ill patients. (C) . ● Using correction dose or "supplemental" insulin to correct premeal hyperglycemia in addition to scheduled prandial and basal insulin is recommended. (E) ● Prolonged therapy with sliding scale insulin (SSI) as the sole regimen is ineffective in the majority of patients, increases risk of both hypoglycemia and hyperglycemia, and has recently been shown to be associated with adverse outcomes in general surgery patients with type 2 diabetes . SSI is potentially dangerous in type 1 diabetes. DIABETES CARE, VOLUME 35, SUPPLEMENT 1, JANUARY 2012

周術期,急性期の血糖管理 VIII. DIABETES CARE IN SPECIFIC SETTINGS A. Diabetes care in the hospital Recommendations ● All patients with diabetes admitted to the hospital should have their diabetes clearly identified in the medical record. (E) ● Goals for blood glucose levels: Critically ill surgical patients’ blood glucose levels should be kept as close to 110 mg/dl (6.1 mmol/l) as possible and generally 140 mg/dl (7.8 mmol/l). (A) These patients require an intravenous insulin protocol that has demonstrated efficacy and safety in achieving the desired glucose Critically ill nonsurgical patients’ glycemic targets are less well defined. DIABETES CARE, VOLUME 32, SUPPLEMENT 1, JANUARY 2009 S13

周術期,急性期の血糖管理 VIII. DIABETES CARE IN SPECIFIC SETTINGS A. Diabetes care in the hospital Recommendations ● All patients with diabetes admitted to the hospital should have their diabetes clearly identified in the medical record. (E) Goals for blood glucose levels: ● Critically ill patients: Insulin therapy should be initiated for treatment of persistent hyperglycemia starting at a threshold of no greater than 180 mg/dl (10 mmol/l). Once insulin therapy is started, a glucose range of 140 –180 mg/dl (7.8 to 10 mmol/l) is recommended for the majority of critically ill patients. (A) These patients require an intravenous insulin protocol that has demonstrated efficacy and safety in achieving the desired glucose range without increasing risk for severe hypoglycemia. (E) ● Non–critically ill patients: BG<140mg/dl (7.8 mmol/l) with random blood glucose <180 mg/dl (10.0 mmol/l), DIABETES CARE, VOLUME 33, SUPPLEMENT 1, JANUARY 2010 S13

シリンジポンプを用いたインスリン注入 による血糖管理のポイント 依頼のやり取り:看護師さんへの配慮 インスリン注入液準備    よく混和 49.5mlの生食 ブドウ糖[点滴、経管栄養]もポンプで注入 血糖管理はチームで交代で行う インスリン注入率指示はこちらから電話 記録を残す 点滴や食事の開始/変更時の連絡 検査や処置で点滴や経管栄養中断に注意 血糖低下で次回70mg/dl以下になりそうであれば0.4U/hrに注入率を落とす

血糖による持続インスリン注入率の調節 とりあえず 血糖値÷100 [単位/hr] で開始 300mg/dl ボーラスは 上記÷6単位

血糖による持続インスリン注入率の調節 安定してきたらΔで調節! 160mg/dl 210mg/dl

食事開始に伴うインスリン皮下注射による血糖管理のポイント インスリン追加分泌補充は超速効型で食直後に 食事量スライディングスケールを用いる   (3分割:0-3,3-7,7-10割) 血糖補正を行う   目標血糖(120mg/dl)   1単位のインスリンで50mg/dl低下 基礎インスリン補充は朝,夕 中間型かレベミル2回から開始(食事量が不明の場合) 点滴中でインスリン混注やシリンジポンプから注入中には基礎インスリン補充はしない ☆単位数が多い場合は4分割もある   (4分割:0-2,2-5,5-8,8-10割) 

0000000    CASE 1    男       インスリン指示(食事開始後)

A basal-bolus insulin regimen is preferred over SSI.

Diabetes Care. 2013 Feb 22. [Epub ahead of print] care.diabetesjournals.org the 1Department of Medicine, Division of Endocrinology, Emory University, Atlanta, Georgia; the 2Department of Medicine, Division of Endocrinology, Medical University of South Carolina, Charleston, South Carolina; the 3Department of Medicine, Division of Endocrinology, Tulane Medical Center, New Orleans, Louisiana; the 4Atlanta Veterans Affairs Medical Center, Decatur, Georgia; the 5Department of Surgery, Emory University, Atlanta, Georgia; and the 6Rollins School of Public Health, Emory University, Atlanta, Georgia. Diabetes Care. 2013 Feb 22. [Epub ahead of print]

OBJECTIVE Effective and easily implemented insulin regimens are needed to facilitate hospital glycemic control in general medical and surgical patients with type 2 diabetes (T2D).

RESEARCH DESIGN AND METHODS This multicenter trial randomized 375 patients with T2D treated with diet, oral antidiabetic agents, or low-dose insulin (≦0.4 units/kg/day) to receive a basal bolus regimenwith glargine once daily and glulisine before meals, a basal plus regimen with glargine once daily and supplemental doses of glulisine, and sliding scale regular insulin (SSI).

We excluded patients with an admission, patients with any BG >400 mg/dL before randomization or with a history of hyperglycemic crises, patients with hyperglycemia without a known history of diabetes, patients admitted to or expected to require ICU admission, patients undergoing cardiac surgery, patients receiving corticosteroid therapy, patients with clinically relevant hepatic disease or impaired renal function (serum creatinine >3.0 mg/dL), patients with a history of diabetic ketoacidosis, pregnant patients, and patients with any mental condition rendering them unable to give informed consent.

1. Basal Bolus Regimen 1.A. Insulin Orders  Discontinue oral antidiabetic drugs and non-insulin injected antidiabetic medication on admission.  Starting insulin total daily dose (TDD): 0.5 units per kg of body weight.  Reduce insulin TDD to 0.3 units per kg of body weight in patients ≥ 70 years of age and/or with a serum creatinine ≥ 2.0 mg/dL.  Give half of total daily dose as insulin glargine and half as insulin glulisine.  Give insulin glargine once daily, at the same time of the day.  Give insulin glulisine in three equally divided doses before each meal. Hold insulin glulisine if patient not able to eat. 1.B. Supplemental insulin  Give supplemental insulin glulisine following the “sliding scale” protocol (1E) for blood glucose > 140 mg/dl.  If a patient is able and expected to eat all, give supplemental glulisine insulin before each meal and at bedtime following the “usual” column.  If a patient is not able to eat, give supplemental glulisine insulin every 6 hours (6-12-6-12) following the “sensitive” column. 1.C. Insulin adjustment If the fasting and predinner BG is between 100 - 140 mg/dl in the absence of hypoglycemia the previous day: no change If the fasting and predinner BG is between 140 - 180 mg/dl in the absence of hypoglycemia the previous day: increase insulin TDD by 10% every day If the fasting and predinner BG is >180 mg/dl in the absence of hypoglycemia the previous day: increase insulin TDD dose by 20% every day If the fasting and predinner BG is between 70 - 99 mg/dl in the absence of hypoglycemia: decrease insulin TDD dose by 10% every day If a patient develops hypoglycemia (BG <70 mg/dL), the insulin TDD should be decreased by 20%. 1.D. Blood glucose monitoring. Blood glucose will be measured before each meal and at bedtime (or every 6 hours if a patient is not eating) using a glucose meter 1.E. Supplemental Insulin Scale Blood Glucose (mg/dL) Insulin Sensitive Usual Insulin Resistant 141-180 2 4 6 181-220 4 6 8 221-260 6 8 10 261-300 8 10 12 301-350 10 12 14 351-400 12 14 16 > 400 14 16 18 ** Check appropriate column below and cross out other columns The numbers in each column indicate the number of units of glulisine or regular insulin per dose. Supplemental” dose is to be added to the scheduled dose of glulisine or regular insulin.

2. Basal Plus Regimen 2.A. Insulin Orders  Discontinue oral antidiabetic drugs and non-insulin injected antidiabetic medication on admission.  Starting glargine insulin total daily dose (TDD): 0.25 units per kg of body weight.  Reduce insulin TDD to 0.15 units per kg of body weight in patients ≥ 70 years of age and/or with a serum creatinine ≥ 2.0 mg/dL.  Give insulin glargine once daily, at the same time of the day. 2.B. Supplemental insulin  Give supplemental insulin glulisine following the “sliding scale” protocol (1E) for blood glucose > 140 mg/dl.  If a patient is able and expected to eat all, give supplemental glulisine insulin before each meal and at bedtime following the “usual” column.  If a patient is not able to eat, give supplemental glulisine insulin every 6 hours (6-12-6-12) following the “sensitive” column. 2.C. Insulin adjustment If the fasting and predinner BG is between 100 - 140 mg/dl in the absence of hypoglycemia the previous day: no change If the fasting and predinner BG is between 140 - 180 mg/dl in the absence of hypoglycemia the previous day: increase glargine TDD by 10% every day If the fasting and predinner BG is >180 mg/dl in the absence of hypoglycemia the previous day: increase glargine TDD dose by 20% every day If the fasting and predinner BG is between 70 - 99 mg/dl in the absence of hypoglycemia: decrease glargine TDD dose by 10% every day If a patient develops hypoglycemia (BG <70 mg/dL), the glargine TDD should be decreased by 20%. 2.D. Blood glucose monitoring. Blood glucose will be measured before each meal and at bedtime (or every 6 hours if a patient is not eating) using a glucose meter 2.E. Supplemental Insulin Scale Blood Glucose (mg/dL) Insulin Sensitive Usual Insulin Resistant 141-180 2 4 6 181-220 4 6 8 221-260 6 8 10 261-300 8 10 12 301-350 10 12 14 351-400 12 14 16 > 400 14 16 18 ** Check appropriate column below and cross out other columns The numbers in each column indicate the number of units of glulisine insulin per dose. Supplemental” dose is to be added to the scheduled dose of glulisine or regular insulin.

3. Regular Insulin By Sliding Scale 3.A. Insulin Orders  Discontinue oral antidiabetic drugs and non-insulin injected antidiabetic medication on admission.  Patients who are not eating or with intermittent nutritional intake  If a patient is not able to eat or if the nutritional intake is uncertain/intermittent, regular insulin will be administered every 6 hours following the “insulin sensitive” recommended dose of the sliding scale protocol (2D).  Patients who are eating  If a patient is able and expected to eat most of his/her meals, regular insulin will be administered before each meal and at bedtime following the “usual” recommended dose of the sliding scale protocol. 3.B. Insulin adjustment  If the fasting and pre-meal plasma glucose are persistently >140 mg/dL in the absence of hypoglycemia, the insulin scale of regular insulin could be increased from sensitive to usual, or from the usual to resistant scale.  If a patient develops hypoglycemia (blood glucose <60mg/dL), the sliding scale of regular insulin should be decreased from insulin resistant to usual scale or from the usual to sensitive scale. 3.C. Blood glucose monitoring. Blood glucose will be measured before each meal and at bedtime (or every 6 hours if a patient is not eating) using a glucose meter. 3.D. Supplemental Insulin Scale Blood Glucose (mg/dL) Insulin Sensitive Usual Insulin Resistant 141-180 2 4 6 181-220 4 6 8 221-260 6 8 10 261-300 8 10 12 301-350 10 12 14 351-400 12 14 16 > 400 14 16 18 ** Check appropriate column below and cross out other columns The numbers in each column indicate the number of units of glulisine insulin per dose. Supplemental” dose is to be added to the scheduled dose of glulisine or regular insulin.

Figure 1 Differences in glycemic control in medical and surgical patients with T2D treated with basal bolus (C) and basal plus (○) regimens. A:Mean daily BG levels. B:Mean BG levels before meals and bedtime.

RESULTS Improvement in mean daily blood glucose (BG) after the first day of therapy was similar between basal bolus and basal plus groups (P = 0.16), and both regimens resulted in a lower mean daily BG than did SSI (P = 0.04). In addition, treatment with basal bolus and basal plus regimens resulted in less treatment failure (defined as >2 consecutive BG>240 mg/dL or a mean daily BG>240 mg/dL) than did treatment with SSI (0 vs. 2 vs. 19%, respectively; P<0.001). A BG < 70 mg/dL occurred in 16% of patients in the basal bolus group, 13% in the basal plus group, and 3% in the SSI group (P = 0.02). There was no difference among the groups in the frequency of severe hypoglycemia (< 40 mg/dL; P = 0.76).

CONCLUSIONS The use of a basal plus regimen with glargine once daily plus corrective doses with glulisine insulin before meals resulted in glycemic control similar to a standard basal bolus regimen. The basal plus approach is an effective alternative to the use of a basal bolus regimen in general medical and surgical patients with T2D.

Message 病院内での血糖管理について,グラルギンが入っていれば、食事の前の血糖で補正するのでOK? (SSI[血糖スライディングスケール]は話にならないが…というか血糖が下がっていない。/下げるほどやると低血糖になるので倫理委員会を通らないということかもしれないが。また、glargineベースというのもどうかと感じる。また眠前血糖測定でインスリンを打つのか???) 今回の補正量計算の表は現実とは異なる。また低血糖についても今後評価が必要であろう。日本人ではこうならないと感じる。また心臓手術後やステロイド使用者では?そもそも除外している。 また食直後打ちは有力で、glulisineであれば米国やヨーロッパでは薬剤の説明にあるはず。 サノフィ社と精度の悪いPOC器の会社が利益を得そう!?