プログラミング演習( 1 組) 第 5 回

Slides:



Advertisements
Similar presentations
3D Wand による 3 次 元形状計測. 3次元形状計測装置  3D Wand(テクノドリーム 21 社 製)  構成 3D Wand 本体: 7 つの発光ダイオー ドとラインレーザー発光装置が一体となっ た手に持って移動できる電池駆動の装置.
Advertisements

物理演算を利用したビデオエフェクタの 作成 浅野益弘. 研究内容 経緯 NiVE ( Nico Visual Effects )用のエフェ クトプラグインの作成 本プラグインにより動画作成にかかる 時間と手間の短縮と省力化を目指す.
確率と統計 - 確率2回目 - 平成 18 年 11 月 1 日. 2 今日の内容 1. 確率の復習(再整理) 2. 加法の定理 3. 乗法の定理へのイントロ.
7.n次の行列式   一般的な(n次の)行列式の定義には、数学的な概念がいろいろ必要である。まずそれらを順に見ていく。
9.線形写像.
3.多項式計算アルゴリズム べき乗の計算 多項式の計算.
時間的に変化する信号. 普通の正弦波 は豊富な情報を含んでいません これだけではラジオのような複雑な情報 を送れない 振幅 a あるいは角速度 ω を時間的に変化 させて情報を送る.
情報処理A 第10回 Excelの使い方 その3.
麻雀ゲーム 和島研究室 ソ 小林巧人
5.連立一次方程式.
相関.
1 情報量(2章). 2 物理的概念との対比1(入れ物と中 身) 塩水 塩 データ 情報 情報の量? 塩分の量! 情報の量は見た目ではわ からない。データと情報 は異なる概念。 塩分の量は見た目 ではわからない。 しかし、本質的な もの。
―本日の講義― ・平均と分散 -代表値 -ぱらつき(分散・標準偏差等) ・Excelによる演習
論理回路 第2回 今日の内容 前回の課題の説明 数の体系 – 数の表現 – 代表的な数 – 基数の変換 – 補数.
ノイズ. 雑音とも呼ばれる。(音でなくても、雑 音という) 入力データに含まれる、本来ほしくない 成分.
素数判定法 2011/6/20.
フーリエ係数の性質. どこまで足す? 理想的には無限大であるが、実際に はそれは出来ない これをフーリエ解析してみる.
地球温暖化と 天候の関係性 ~温暖化は天候のせいなのではないのか~. 目的課題 地球温暖化現象 ただの気象条件によるものではないのか? 地球温暖化現象に天候は関係しているの か?
太陽系シミュレータ 和島研究室 ソ 畑本義明
1章 行列と行列式.
本宮市立白岩小学校. 1 はじめに 2 家庭学習プログラム開発の視点 ① 先行学習(予習)を生かした 確かな学力を形成する授業づく り ② 家庭との連携を図った家庭学習の習慣化.
プログラミングⅠ( 1 組) 第 9 回
フーリエ級数. 一般的な波はこのように表せる a,b をフーリエ級数とい う 比率:
プログラミング入門2 第4回 式文 代入式 論理演算子 ループの脱出、スキップ 情報工学科 篠埜 功.
3.エントロピーの性質と各種情報量.
9.通信路符号化手法1 (誤り検出と誤り訂正の原理)
Excelによる積分.
1 6.低次の行列式とその応用. 2 行列式とは 行列式とは、正方行列の特徴を表す一つのスカ ラーである。すなわち、行列式は正方行列からスカ ラーに写す写像の一種とみなすこともできる。 正方行列 スカラー(実数) の行列に対する行列式を、 次の行列式という。 行列 の行列式を とも表す。 行列式と行列の記号.
計算のスピードアップ コンピュータでも、sin、cosの計算は大変です 足し算、引き算、掛け算、割り算は早いです
線形符号(10章).
1 0章 数学基礎. 2 ( 定義)集合 集合については、 3セメスタ開講の「離散数学」で詳しく扱う。 集合 大学では、高校より厳密に議論を行う。そのために、議論の 対象を明確にする必要がある。 ある “ もの ” (基本的な対象、概念)の集まりを、 集合という。 集合に含まれる “ もの ” を、集合の要素または元という。
複素数.
4.プッシュダウンオートマトンと 文脈自由文法の等価性
1 0章 数学基礎. 2 ( 定義)集合 集合については、 3セメスタ開講の「離散数学」で詳しく扱う。 集合 大学では、高校より厳密に議論を行う。そのために、議論の 対象を明確にする必要がある。 ある “ もの ” (基本的な対象、概念)の集まりを、 集合という。 集合に含まれる “ もの ” を、集合の要素または元という。
信号測定. 正弦波 多くの場合正弦波は 0V の上下で振動する しかし、これでは AD 変換器に入れら れないので、オフ セットを調整して データを取った.
1 9.線形写像. 2 ここでは、行列の積によって、写像を 定義できることをみていく。 また、行列の積によって定義される写 像の性質を調べていく。
通信路(7章).
コンピュータ演習Ⅰ 8月5日 ( 金 ) 2限目 WORD 文書の作成. 第 2 限の課題 Word 2010 を起動する。 – 様々な文字を入力できる。 – 記号、顔文字、難読文字の入力を行う – 入力した文字を訂正する – 入力した文書を保存する。 – 保存した文書を読みだす。 – 保存した文書を、
3.プッシュダウンオートマトンと 文脈自由文法
6.符号化法(6章).
ビット. 十進数と二進数 十進数  0から9までの数字を使って 0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、 10、11、12 と数える 二進数  0と1を使って 0、1、10、11、100、101、11 0、111 と数える.
創成C PROGRAMMING PROJECT 中部大学工学部情報工学科:創成Cインタラクティブデザイン( アプリ名: ZIP 2 GPS 作成者: EP00000 藤吉 弘亘.
1 コンピュータの構成 基本情報技術概論 ( 第1回 ) 埼玉大学 理工学研究科 堀山 貴史. 主記憶 (main memory, メモリ ) に、 プログラム と データを置く 2 出力装置入力装置 制御装置 補助記憶装置 CPU 演算装置 コンピュータの構成 主記憶装置.
アルゴリズムとデータ構造 補足資料14-1 「ハッシュ法」
正弦波.
3.正方行列(単位行列、逆行列、対称行列、交代行列)
プログラミング演習B ML編 第3回 2010/6/15 (コミ) 2010/6/16 (情報・知能) 住井 ~sumii/class/proenb2010/ml3/
論理回路 第1回. 今日の内容 論理回路とは? 本講義の位置づけ,達成目標 講義スケジュールと内容 受講時の注意事項 成績の評価方法.
Bar-TOP における光の 群速度伝播の解析 名古屋大学 高エネルギー物理研究室 松石 武 (Matsuishi Takeru)
方程式を「算木」で 解いてみよう! 愛媛大学 教育学部 平田 浩一.
データベース入門 日進高等学校 情報化推進委員会. 表計算ソフトとの比較 表計算ソフト (Excel) データベース ( Access ) 編集 二人目はデータの編集が ロックされる 複数の人が同時にデータ を 編集できる 信頼性 ファイルの数だけ データが存在する データは一つ データ処理 自由.
C言語応用 構造体.
3.多項式計算アルゴリズム べき乗の計算 多項式の計算.
プログラミング演習B ML編 第3回 2006/7/4 (通信コース) 2006/7/12 (情報コース) 住井 ~sumii/class/proenb2006/ml3/
JPN 312 (Fall 2007): Conversation and Composition 文句 ( もんく ) を言う.
HSPによる学習機能付き シューティングゲームの製作
1 プログラミング言語論 第13回 プログラムの意味論と検証 (2) 表示的意味論 担当:犬塚. 2 表示的意味論 denotational semantics  表示的意味論では、プログラムの要素とそれが 意味するものを対応付ける。 変数 式 文 A B … A+2 2B+C A:=A+2 if.
プログラミングⅠ( 2 組) 第 1 回 / pLB1.pptx.
8.任意のデータ構造 (グラフの表現とアルゴリズム)
プログラミング入門2 第3回 複合文、繰り返し 情報工学科 篠埜 功.
二次元、三次元空間の座標表現 点のベクトル表現と行列による変換 点、線、面の数理表現 図形の変換 投影、透視変換
第14回 プログラムの意味論と検証(3) 不動点意味論 担当:犬塚
実験5 規則波 C0XXXX 石黒 ○○ C0XXXX 杉浦 ○○ C0XXXX 大杉 ○○ C0XXXX 高柳 ○○ C0XXXX 岡田 ○○ C0XXXX 藤江 ○○ C0XXXX 尾形 ○○ C0XXXX 足立 ○○
ことばとコンピュータ 2007 年度 1 学期 第 1 回. 2 ことばとコンピュータ 授業科目名:言語情報処理論 授業題目名:ことばとコンピュータ 履修コード: 5067 教室: 323 一学期開講 授業の進め方 – 基本的に講義中心ですすめ,時々コンピュー タを使う.
プログラミング演習( 1 組) 第 8 回
プログラミング言語 第2週第2週 今日のメニュー ● プログラミングの流れの復習 ● メッセージの表示 printf(), エスケープシーケンス ● 数値演算 変数と変数名 ● scanf () ● プログラミングの流れの復習 ● メッセージの表示 printf(), エスケープシーケンス ● 数値演算.
音の変化を視覚化する サウンドプレイヤーの作成
11万km上空のかぐやから見た地球. デジタル信号処理 Digital Signal Processing 2010 年度春学期 Spring Semester, 2010 担当者: 栗濱 忠司( Professor ) 第3週第3週.
PHP と SQL (MySQL) の連携 その 3 担当 松永 裕介 月曜日 2限 平成23年度前期 情報科学 III (理系コア科目) 本資料の一部は、堀良彰准教授、天野浩文准教授等による 以前の講義資料をもとにしています。
地球儀と様々な地図. 1 球体としての地球 こうした現象はあることをイ メージすると理解できる。
Presentation transcript:

プログラミング演習( 1 組) 第 5 回

今日の内容 前回の課題の解説 前回の復習 scanf 関数(入力関数) 今回の課題の説明

5 月 7 日のタイピング結果 ( S-Class ) 第 1 位 ブラクラ 第 1 位 ブラクラ 第 2 位 大隈 君 ☆ 第 2 位 大隈 君 ☆ 第 3 位 空き缶 第 3 位 空き缶 第 4 位 小川 君 第 4 位 小川 君 第 5 位 俺、参上! 第 5 位 俺、参上!

5 月 7 日のタイピング結果 (上昇率 TOP ) 第 1 位 RUS 第 1 位 RUS 第 2 位 喰人王見習い 第 2 位 喰人王見習い 第 3 位 魚人王 第 3 位 魚人王 第 4 位 J 第 4 位 J

タイピング 喰人王を使用して結果を記録する ステージ:第一の店(中華) Excel のシートにスコアを毎回記録してい く – 残り時間⇒ FeedBack ページで報告 – 総タイプ数 – ミスタイプ数 – 正確さ⇒ FeedBack ページで報告 – 喰いっぷり ⇒ FeedBack ページで報告

前回の課題 (1)三角形の面積を求めるプログラムを 作れ (2)円の円周の長さ,円の面積を求める プログラムを作れ (3) scanf 関数を使ってキーボードから値 を入力できるように,(1)と(2)を 改造せよ.

課題1(解答例 荒牧 君) int height; // 高さ int base; // 底辺 int area; // 面積 height = 5; // 高さ設定 base = 4; // 底辺設定 // プログラムの処理内容を画面表示 printf(" 以下のような三角形の面積をもとめます \n"); printf(" 底辺の長さ :%d[cm]\n", base); printf(" 高さ :%d[cm]\n",height); // 三角形の面積 area = height * base /2; // 計算の結果 printf("\n この三角形の面積は %d[cm2] です。 \n\n",area); int 型で宣言 「 %d 」は10進数 の整数として表示

課題2(解答例 新原 君) // 変数の宣言 double radius; // 半径の長さ [cm] double pai; // 円周率 double length; // 円の円周の長さ [cm] double area; // 面積 [ 平方 cm] radius = 5; // 半径の長さを設定 pai = 3.14; //π の長さを設定 // 円周の長さを計算 length = 2 * radius * pai; // 面積を計算 area = radius * radius * pai; // 結果の表示 printf("\n この円の円周の長さは %f [cm] です \n\n",length); printf("\n この円の面積は %f [ 平方 cm] です \n\n",area); double 型で宣言 「 %f 」は実数として表 示

課題3(解答例) /* プログラムの処理内容を画面表示 */ printf(" 以下のような円の円周の長さと面積を求めます。 \n"); printf(" 半径 :"); scanf("%lf",&radius); double 型の変数 radius に キーボードから値を入 力させる

scanf 関数(テキスト p.92 ) 機能:標準入力(キーボード)から値を入力さ せる 引数:書式(変換指定子)と,変数 変換指定子: – %d : 10 進整数 – %f : float 型浮動小数点数 – %lf : double 型浮動小数点数 – %c : 文字 – %s: 文字列 – %x : 16 進数整数 使い方: scanf(“ 変換指定子 ”, & 変数 );

scanf 関数 例: int x; float y; double z; printf(“x に入力してください ”); scanf(“%d”,&x); printf(“y に入力してください ”); scanf(“%f”,&y); printf(“z に入力してください ”); scanf(“%lf”,&z); int 型の変数 x に入力 float 型の変数 y に入力 double の変数 z に入力

scanf 関数の警告メッセージ warning C4996 : 『 warning C4996: 'scanf' が古い形式として宣言されました。 c:\program files\microsoft visual studio 8\vc\include\stdio.h(295) : 'scanf' の宣言を確認して ください。 メッセージ : 'This function or variable may be unsafe. Consider using scanf_s instead. To disable deprecation, use _CRT_SECURE_NO_DEPRECATE. See online help for details.‘ 』 Visual Studio 2005 では、セキュリティ上の配慮から、 scanf 関数の使用に対して警告が出さ れます(大量のデータ入力がなされた場合に、メモリ破壊を招く危険性があるため)。 対策1: この警告については無視する。 対策2: ソースファイルの最上部に以下の一文を追加 #define _CRT_SECURE_NO_DEPRECATE 1

課題(締切: 5/18 ) (1)車の速さ speed と、目的地までの距離 distance を入力させて、目的地までの所要時 間を以下のような表示形式で求めるプログラ ムを作成せよ。 車の速さ (km/h) : 100 距離 (km) : 250 所要時間は、 2 時間 30 分 00 秒です (2) 2 次方程式 a x 2 + b x + c = 0 の解を求める プログラムを作成せよ( a,b,c は入力させよ) x の平方根を求めるプログラムを参考にせよ。

課題のヒント1 int Speed_kmph = 50;// 時速 [km/h] int Speed_mps;// 秒速 [m/s] // 時速 [km/h] を秒速 [m/s] に変換 Speed_mps = Speed_kmph / 3.6; LEVEL 1

課題のヒント2 int Hour = 2;// 時 int Minute = 45;// 分 int Second = 10;// 秒 int AllSecond;// 秒単位に換算 // 時・分・秒の値から,秒単位の経過時間に 変換 AllSecond = Hour * Minute * 60 + Second; LEVEL 2

課題のヒント3 int AllSecond = 7680;// 秒単位の時間 int Hour;// 時 int Minute;// 分 int Second;// 秒 // 秒単位の経過時間を,時・分・秒に分割 Hour = AllSecond / 3600;//1 時間は 3600 秒 Minute = ( AllSecond % 3600 ) / 60;//1 分は 60 秒 Second = AllSecond - Hour*3600 – Minute*60; LEVEL 4 LEVEL 5

課題のヒント4 (1) 2 次方程式の係数 a, b, c を入力させる (ただし,今回は重解や虚数解については考慮し なくてよい) (2) 2 次方程式の解の公式を利用して,2つの解 を計算する

課題( Special ) ( Special ) 2 次方程式 ax 2 +bx+c=0 を解き,因数 分解の形で表示するプログラムを作成せよ. さらに, if 文を使って,重解・虚数解にも対応 させよ( pp 参照).なお,表示方法にも 注意すること 入力: a = 1 b = 1 c = -2 入力: a = 1 b = 1 c = -2 出力: (x - 1)(x + 2) = 0 出力: (x - 1)(x + 2) = 0

注意事項 ソースファイルについて ソースファイルは添付ファイルで送る ソースファイル以外は送らない ソースファイルの名前は,半角のみ使用 メールについて 件名は,学籍番号+半角スペース+氏名 (例) S09F2099 松木裕二 本文にも短いカバーレター(説明)をつける

その他 講義に関する質問・課題提出など: Feed back page : メールアドレスの入力は不要です ニックネームを決めてください( Ranking 表示に使い ます)