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JPN494/598: History of the Japanese Language A quick overview
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Major historical divisions in the Japanese history “Prehistoric” Times 縄文時代 ( じょうもんじだい ; c. B.C. 13,000 ~) The New Stone Age; 縄文土器 ‘code-marked pottery’; Population: ~300,000 弥生時代 ( やよいじだい ; c. B.C. 500 ~ A.D. 300) Immigration from the Continent; The beginning of rice cultivation (with paddies); metal tools Formation of larger communities ( クニ ) (as opposed to ムラ )
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古代 ( こだい ) ‘ancient times’ 古墳時代 ( こふんじだい ; c. A.D. 300 ~ 600) Establishment of the imperial court ( 大和朝廷 やま とちょうてい ) in 畿内 ( きない ) population: ~ 1,500,000 ( 古墳 = burial mound, tomb)
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(digression) 神武天皇 ( じんむてんのう ); 神日本磐余彦尊 (かむやまといわれひこのみこと) B.C. 660; A.D. 181 『神武天皇』 は 8 世紀に淡海三船により選定さ れた漢風諡号 ( しごう ) 2 月 11 日 建国記念 ( けんこくきねん ) の日 ( 紀元 節 きげんせつ ) 『天皇』の称号が使われるのは 687 年 以降 ( それ までは 『大王 おほきみ』 )
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飛鳥時代 ( あすかじだい ; 592 -) 奈良時代 ( ならじだい ; 710 -) 平安時代 ( へいあんじだい ; 794 -) 貴族 ( きぞく ) の時代 仏教 ( ぶっきょう ) の受容 ( じゅよう )
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中世 ( ちゅうせい ) ‘middle ages’ 鎌倉時代 ( かまくらじだい ; 1185 (1192) -) 室町時代 ( むろまちじだい ; 1331 (1392) -) ( 戦国時代 ( せんごくじだい ; 1494 -)) 武士 ( ぶし ; warrior class) の時代
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近世 ( きんせい ) ‘early modern times’ 江戸時代 ( えどじだい ; 1603 -) 天下泰平 ( てんかたいへい ) の時代 商人階級 ( しょうにんかいきゅう ) の台頭 ( たいと う )
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近代 ( きんだい ) ・現代 ( げんだい ) 明治 ( めいじ ; 1868 -) 大正 ( たいしょう ; 1912 -) 昭和 ( しょうわ ; 1926 -) 平成 ( へいせい ; 1989 -)
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Linguistic divisions (up to 古代 ) (Prehistoric Japanese) 古代日本語 (Old Japanese) 上代 ( じょうだい ) 日本語 ( 飛鳥・奈良時代 ) 中古 ( ちゅうこ ) 日本語 ( 平安時代 ) 中世日本語 (Middle Japanese) 中世前期 ( ちゅうせいぜんき ) 日本語 ( 鎌倉時代 ) 中世後期 ( ちゅうせいこうき ) 日本語 ( 室町時代 ) 近世日本語 ( 江戸時代 ) (Early Modern Japanese) 近世前期 ( きんせいぜんき ) 日本語 近世後期 ( きんせいこうき ) 日本語 現代日本語 ( 明治時代以降 ) (Modern Japanese)
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Alternative linguistic divisions 古代日本語 : 中世前期 ( 鎌倉時代 ) まで 近代日本語 : 中世後期 ( 室町時代 ) 以降 “It is commonly agreed that if the Japanese history were to be divided into two, the dividing line would fall somewhere between the 12 th century and 16 th century […] when the language shed most of the characteristics of Old Japanese and acquired those of Modern Japanese.” (Shibatani 1990:119)
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up to 古代 (up to the 5 th century) No writing in Japanese. No writing in Chinese by the hand of Japanese (people). The oldest use of 漢字 in China dates back (at least) to the 15 th century B.C. It is believed that China and Japan had already been in contact in the 10 th century B.C. Japanese began to write (in Chinese) only in the 4 th ~ 5 th century (A.D.). Japanese were hesitant to using a writing system because of their belief in language spirit ( 言霊 ; こと だま )?
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Some written records are left about Japan in this time, in Chinese historical texts. e.g. 魏志倭人伝 ( ぎしわじんでん ) in 三国志 ( さんごくし ; Records of Three Kingdoms) 卑弥呼 ( ひみこ, ピミウォ ?), 邪馬台国 ( やまたいこく ) in the 3 rd century. (Japan/Japanese were called 倭 / 倭人 by Chinese/Korean until the 8 th century) 三国志 - 魏書 ( ぎしょ ) - 東夷伝 ( とういでん ) - 倭人条 ( わじんじょう ) (~2000 characters)
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(http://www.lib.nakamura-u.ac.jp/e- lib/wa/index.htm) (Original & Translation in Japanese)http://www.lib.nakamura-u.ac.jp/e- lib/wa/index.htm
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古代 漢字 was brought to in the late 4 th century, from 百済 ( くだら ) (according to 日本書紀 に ほんしょき, etc.). 王仁 ( わに ) 『論語 ( ろんご ) 』, 『千字文 ( せんじもん ) 』 Acquisition of writing systems 漢文 ( かんぶん ) (or 純正漢文 じゅんせいかんぶん ) 日本式漢文 (e.g. 『光背銘』 ) 万葉仮名 ( 漢字 as phonograms) → ひらがな、カ タカナ
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A large amount of lexical borrowings from the Continent. Sound changes There were no “ ん ” (syllable final nasal) or “ っ ” (consonant geminate); there were no 拗音 ’s, either. Vowel system: (4 >) 6 > 5? [ye] and [e] were distinct Establishment of “norms of writing” ( 文語文 法 )
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学, 本 CVC (-p, -t, -k) 大学 だいがく [daigaku] (epenthesis) 学校 がっこう [gakko:] (consonant lengthening or gemination) (-m, -n) 本 ほん [ho ɴ ] (syllable-final nasal) (-ŋ) 生 せい [sei] (replacement by a vowel) 切りて > 切って, 読みて > 読んで, かむがえ > かんがえ ( 考え )
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(advanced issue) 三位 ( さんみ ) ‘third-rank government official, trinity’ [sam] + [i] = [sammi] cf. 三位 ( さんい ) ‘third-rank’ 陰陽師 ( おんみょうじ ) ‘fortune-teller/wizard’ [om] + [jo:] + [ ʃ i] = [omm j o ʒ i] 雪隠 ( せっちん ) ‘north, W.C.’ [set] + [i ɴ ] = [set j :i ɴ ] 三, 豪雪 (Syllable-final m & t were lost by the end of 中世)
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客 きゃく 行かなければ ~ 行かなきゃ
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(Nara period) 『日本書紀 にほんしょき』, 『古事記 こじき』, 『万葉集 まんようしゅう』 ( 国風暗黒時代 ) (mid-Heian onward) 『伊勢物語 いせものがたり』, 『源氏物語 げんじも のがたり』, 『枕草子 まくらのそうし』, … (ひら がな文 ; 和文体 わぶんたい) 『今昔物語集 こんじゃくものがたり』, … (漢字カ ナ混じり文) 『御堂関白記 みどうかんぱくき』, … (日本式漢 文)
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す・さす – シム やうなり – ゴトシ ぬ – ザル (cf. 山口 : 57)
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中世 Changes in conjugation paradigms Loss of the conclusive form ( 終止形 )/ attributive form ( 連体 形 ) distinction: ( 約束を ) 交 ( か ) わした vs. 交わした約束 ( この人は ) 美 ( うつく ) しい vs. 美しい人 ( 空が ) 静 ( しず ) かだ vs. 静かな空 交わしつ vs. 交わしつる約束 美 し vs. 美しき人 静かなり vs. 静かなる空
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果 ( は ) てしなき流れ, 終 ( お ) わりなき野望 ( やぼう ), 美しき乙女 ( おとめ ) 華麗 ( かれい ) なる一族, ?? 奇怪 ( きかい ) なる 噂 ( うわさ ) 滅 ( ほろ ) びし者 ( もの ) へ 許 ( ゆる ) されざる者
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Loss of kakari-musubi 水流る vs. 水ぞ流るる (cf. 流るる水 ) A more systematic/extensive use of case particles (such as が, を, に ).
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Changes in the sytem of verbal endings; e.g., 歌ウ 歌ッタ (, 歌ッテイル, 歌ッテイタ ) 歌ふ, 歌ひつ, 歌ひぬ, 歌ひたり, 歌へり, 歌ひき, 歌ひけり 過去 (past): き・けり 完了 (perfect): つ・ぬ・たり・り 水流る vs. 水ガ流レテイル From lexical to analytic: The number of types of endings decreases; the use of complex expressions increases 生 ( う ) まれむ umare-mu vs. 生マレルダロウ umare-ru-daroo 生まれけむ umare-kemu vs. 生マレタダロウ umare-ta-daroo
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Widening of literate classes ( 僧侶 そうりょ, 武家 ぶ け ). 『方丈記 ほうじょうき』, 『平家物語 へいけものが たり』, 『太平記 たいへいき』, … ( 和漢混交体 わか んこんこうたい ) 『徒然草 つれづれぐさ』, … ( 和文体 ; 擬古文 ぎこぶ ん ) 『天草版 平家物語 あまくさばん へいけものがた り』, … ( 口語体 ) キリシタン資料 ( しりょう ) (e.g. 『日本大文典 にほ んだいぶんてん』 )
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近世 二段動詞の一段化 (e.g. 助くる > 助ける ) 「天(てん)は自(みずか)ら助(たす)くる者 を助く」 [Φ] > [h] 「母には二度会ったけれど、父には一度も会わな い」 “ 四つ仮名 よつがな ” ( じ・ず・ぢ・づ ) の統合 ( とうごう )
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Further widening of literate classes 前期 : 上方語 ( かみがたご ), 後期 : 江戸語 Socio-lectal variations ( 武家 ( ぶけ ) のことば, 町人 ( ちょうにん ) のことば ) 武家のことば 上流武士 ( じょうりゅうぶし ); 下流武士 ( かりゅうぶし ) ; 武 家の女性 ( じょせい ), 奉公人 ( ほうこうにん ) 町人のことば 上流町人 ( 商人 しょうにん, 文化人 ぶんかじん ); 下流町人 下町 ( したまち ) ことば, 山手 ( やまのて ) ことば
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近代・現代 Changes in writing styles/the vocabulary Loan words from European languages; Coinings to name new concepts Establishment of 標準語 / 共通語 ( ひょうじゅんご / ききょうつうご ) and 口語文 ( こうごぶん ) 『当用漢字表 とうようかんじひょう』, 『現代か なづかい げんだいかなづかい』 (1964)
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当用漢字表 字体の統一 1850 字 義務教育 ( ぎむきょういく ) 公文書やメディアで ( 振り仮名なしで ) 用いる範囲
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歴史的仮名遣い is based on the pronunciations in the Heian (mid-Heian?) period. Also, it considers etymological origins to determine the correct orthography. 現代かなづかい is more phonogramic; each kana represents one syllable (only), and each syllable is pronounced in one way (only).
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歴史的仮名遣い & 現代かなづかい (1964) 1. ゐ > い ; ゑ > え ; を > お (except for the particle を ) 2. ぢ, づ are abolished with a few exceptional cases (e.g. ちぢむ, つづみ, はなぢ, はなづまり ) 3. は, ひ, ふ, へ, ほ in word-medial/word-final positions > わ, い, う, え, お (except for the particles は & へ ) e.g. おほかみ > おおかみ, かふ > かう
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4. くわ, ぐわ > か, が e.g., 関東 ( くわんとう > かんとう ), 願 ( ぐわ ん > がん ) 5. ゃ・ゅ・ょ : 興味 きようみ > きょうみ 6. っ : 接する せつする > せっする, 学校 がく かう > がっこう
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7. (a+u) > o: 広告 [ko:koku] くわうこく > こうこく 扇 [o:g j i] あふぎ > おうぎ 8. (i+u) > ju: 友人 [ju: ʤ i ɴ ] いうじん > ゆうじん 学級 [gak j :u:] がくきふ > がっきゅう 9. (e+u) > jo: 幼児 [jo ʤ i] えうじ > ようじ 今日 [k j o:] けふ > きょう たふれる [taureru], あふぐ [aogu], など例外もある
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Exceptional conventions は, へ, を ちじ ( 知事 ) vs. ちぢむ ( 縮む ) いう, ゆう, 言う [o:] こおり ( 氷 ), おおかみ ( 狼 ), おおきい ( 大きい ) [o:] おとうさん ( お父さん ), こうかん ( 交換 ) [e:] おねえさん ( お姉さん ) [e:] or [ei]: えいが ( 映画 ), とけい ( 時計 ) cf. こほり, おほかみ, ねへさん
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