1. 通電着火による金属間化合物 TiAl の加圧反応焼結 塑性加工研究室 岩城 信二 通電焼結の特徴 導電性のある粉末を加圧 しながら短時間通電し，そ の抵抗発熱によって焼結す る． 粉末の自己発熱によって焼 結するため，エネルギ効率 が高い． TiAl における反応焼結に及ぼす 通電条件の影響 粉末 コンテナ 電極 電圧 圧力

2. 電気抵抗測定 粉末形状観察（ SEM ） （ b ）特性計測 X 線回折 ステンレスボール（ φ50 ） 純 Ti( － 350mesh ） 純 Al （－ 200mesh ） ミリング時間 0 ， 6 ， 24 ， 48 ， 96 h 予備加圧 （ 470~1470MPa ） 圧力 （ 98~294MPa ） 電極（アルミナ分散 銅） コンテナ（ステン レス） 供試材料 （ 1g ） 電極 電圧 （ 5~8V ） （ a ）ミリング 処理 （ c ）予備加圧成 形 （ d ）通電加圧反応焼 結 （ e ）焼結体の評 価 密度測定 組織観察（光学顕微 鏡） 硬さ測定 X 線回折 通電時間（ 1s ） 絶縁紙

3. 10 6 図 供試材料及び原料素粉末の電気抵抗の圧力による変化 4 10 5 0h 96h 6h Ti 24h Al 050100150200250 10 10 0 1 2 3 圧力 / MPa 電気抵抗 / m Ω 48h

4. 050010001500 3.5 3.6 焼結体密度 / gcm 予備加圧 / MPa 98MPa 通電中の圧力 196MPa 294MPa -3 通電電圧 7. 5V 通電時間 1 s 充填量 1 g 図 焼結体密度におよぼす予備加圧及び通電中の圧力の影響

5. Intensity ／ arbitrary unit （ c ） E=8V ，ミリング時間 24h 2θ ／ ° （ b ） E=7V ，ミリング時間 48h （ a ） E=7V ，ミリング時間 24h 通電条件 P=196MPa T=1s

6. 電圧 / V 02448 5 6 7 8 ミリング時間 / h 図 X 線回折結果 通電条件 P=196MPa T=1s ： 反応あり ： 反応なし 電圧 大 ミリング時間 大 温度 大 Ti と Al の 反応面積 大 反応性 向上