1. デジタルマップ（概念説明） 測量学実習 第 4 回

2. 目次 実習の目的 デジタルマップについて マップディジタイジングとは マップディジタイジングの流れ デジタルマッピングとは MD と DM の比較 大まかなデータ入力方法と使用する機器、及び 精度 マップデータ ラスターとベクター データの種類 座標系と投影法

3. 実習の目的 今日の地図作成の基礎となるマップデジタイジング (MD) ・デジタルマッピング (DM) を実習で行う事によ り，測量士補として必要な地図作成・ GIS データ作成 における基礎知識・技術を習得する。 「共用空間データ調達仕様書及び基本仕様書」で定 義されている空間データ整備の方針を理解する。

4. デジタルマッ プ

5. マップディジタイジングとは？ 既成図（紙地図によるアナログデータ）をスキャナ、ディ ジタイザなどの計測機器を使ってコンピュータに取り込み、 編集修正を加えてディジタルデータに変換する作業。 これにより地理情報システム（ GIS ）での利用など多方面 への活用が可能となる。 自治体等の公共機関においては、 これまでにも、公共測量により数 多くの地形図・台帳・調書などを 整備し、これを保有している 。 【参考】日建技術コンサルタント （株）

6. デジタルマップ（ cont. ） マップディジタイジング作業の流れ デジタイジング ベクター化 データベースの構築 スキャンニング 図形データと属性データの結合 入力 （ファイル変換・ キーボード入力） 識別子の入力 図面データ識別子台帳データ

7. デジタルマップ（ cont. ） ディジタルマッピングとは？ 空中写真測量などにより地形・地物などに関わる地図情 報をディジタル形式で測定し、コンピュータ技術により、 体系的に整理された数値地形図を構築する作業。 高度情報化社会へのダイナミックな転換期において、政 府は、平成７年度に国土庁（現国土交通省）と国土地理 院を実質的な事務局とする「地理情報シス テム（ＧＩＳ）関係庁連絡会議」 を設立し、国土空間データ基 盤の整備及びＧＩＳの普及促 進に関する取り組みを開始し ている。 【参考】日建技術コンサルタント （株）

8. デジタルマップ（ cont. ） ディジタルマッピングとマップディジタイジング の比較

9. デジタルマップ（ cont. ） 大まかなデータ入力方法と使用する機器、及び精度 ■ 最近はレーザプロファイラー、３ラインスキャナのような直接３次 元データを取得できるハードウェアの紹介が行われている。 ■ 特殊な目的をもったデジタイザ、スキャナ等は更に高精度のものも ある。 【参考】「測量」 2001 年７月号 第 ５１巻

10. マップデー タ

11. データの基本的ルール 主題別にデータを分けて格納する データの種類 ベクターデータ 実世界の個別の図形で表現 ラスターデータ 実世界をセルで表現 道路 河川 (1,3) (4,4) (x,y) １ ２ ３ ４ ・・・

12. マップデータ（ cont. ） ラスターとベクター ベクター ラスター ベクターファイルの例 CAD ファイル シェイプファイル イラストレーターファイル など ラスターファイルの例 紙地図のスキャン画像 イコノス画像 Bird’s View デジカメの画像 など

13. マップデータ（ cont. ） ベクターデータ

14. マップデータ（ cont. ） ベクターデータの種類

15. マップデータ（ cont. ） 座標系と投影法

16. （「マップディジタイジング」の PPT に 戻る） http://www.ritsumei.ac.jp/se/rv/sasatani/2002/survey/ha ndout/survey_04a.ppt