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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 1 学術情報発信の推進について 附属図書館
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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 2 背景 科学技術・学術審議会『学術情報の流通 基盤の充実について(審議のまとめ)』 (平成 14 年 3 月 12 日) – 「大学等から発信される様々な学術情報が簡 便に利用できるためには,総合的な情報の発 信窓口(ポータル機能)を設置し,統一的な 規約によって情報を発信する必要がある。そ のために,大学図書館が中心となって... 情報発信のためのシステムの設計・構築を行 う必要がある。」
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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 3 学術情報(研究成果)とは 論文(雑誌論文,プレプリント,紀要論 文,学位論文),図書,教材,統計デー タ,実験データ,学会発表資料,データ ベース,ソフトウェア等々
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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 4 発信の現状 雑誌・図書(紙 / 電子)を通じて刊行 プレプリント・サーバからの発信 学会での発表 授業での発信 ウェブサイトでの公開
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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 5 現状の分析 統一的な発信窓口の欠如 長期的な保存体制の不備 隠れた成果の存在
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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 6 問題点 大学から見ると – 学内の学術情報(研究成果)の社会への還元(説明 責任)を十分に果たしていない – 大学の財産である貴重な学術情報(研究成果)の散 逸の危険性 学内研究者から見ると – 自らの学術情報(研究成果)を管理・発信・保存す るためのコスト 外から見ると – 本学の研究活動,研究成果の総体が見えない
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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 7 図書館の取り組み 館内ワーキンググループの設置(平成 14 年 6 月) 内外の動向調査 アンケート調査(平成 14 年 10 月) 「千葉大学学術情報リポジトリ(仮 称)」プロトタイプ版の開発(平成 15 年 3 月完成)
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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 8 リポジトリ・システムの概要 千葉大学 学術情報リポジトリ (仮称) 千葉大学 学術情報リポジトリ (仮称) コンテンツ登録 図書館 学内研究者等 学術論文 プレプリント 学位論文 ソフトウェア データベース 実験・統計データ 電子教材 検索インターフェイス JuNii メタデータ データベース ・リポジトリ管理 ・メタデータ管理 ・ライセンス管理 ・長期保存 ・既存資料(紙媒体) の電子化 国立情報学研究所千葉大学 連携 情報発信 研究者 データベース データ登録 連携(予定)
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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 9 期待される効果( 1 ) 大学にとって – 研究機関としての知名度の向上を図ることが できる – 学内の学術情報(研究成果)の一元的な管理, 発信,保存体制を通じて,社会に対する説明 責任を果たすことができる – 本学の最新の学術情報(研究動向)を開示す ることにより,産学連携を一層促進すること ができる
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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 10 期待される効果( 2 ) 学内研究者にとって – 学術情報(研究成果)の管理,発信,保存の コストを節約することができる – 自らの学術情報(研究成果)の視認性 ( visibility )を高めることができる – 学術情報(研究成果)を広く公開することに より,企業等からの共同研究の提案を引き出 すことができる – 各種申請に必要な業績一覧等を随時出力する ことができる
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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 11 期待される効果( 3 ) 学外利用者にとって – 本学の学術情報(研究成果)を一元的に検索 し,これにアクセスすることができる – 連携を望む企業等は,本学の研究動向を迅速 に把握することができる
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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 12 今後の推進体制 附属図書館運営委員会附属図書館長 協力者会議 館内ワーキンググループ ・館長の私的な 諮問会議 ・ H16.3.31 まで ・図書館職員 7 月 31 日の運営委員会に諮る →
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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 13 検討課題 初期データの整備 リポジトリの管理・運営方針の策定 システム面の検討 学内の関連する活動との連携
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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 14 今後のスケジュール 平成 15 年 9 月~ 協力者会議による検討開 始,試行運用開始 平成 16 年 4 月~ 暫定運用開始 平成 17 年 4 月~ 本運用開始
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2003/7/23 学術情報発信に関する懇談会 15 参考(海外での事例) Select List of Institutional Repositories ( SPARC ) –http://www.arl.org/sparc/core/index.asp?page=m1http://www.arl.org/sparc/core/index.asp?page=m1 Dspace (マサチューセッツ工科大学) –https://hpds1.mit.edu/index.jsphttps://hpds1.mit.edu/index.jsp eScholarship (カリフォルニア大学) –http://repositories.cdlib.org/escholarship/http://repositories.cdlib.org/escholarship/ CODA (カリフォルニア工科大学) –http://library.caltech.edu/digital/http://library.caltech.edu/digital/
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