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NII-CSI 受託事業 千葉大学 海外出張報告 University of Southampton Universidade do Minho 20/02/2006 – 25/02/2006 千葉大学附属図書館 野田 英明
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For Sustainability of IRs 先行事例に学ぶ「持続可能なリポジトリ」構築 千葉大学附属図書館 野田 英 明
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University of Southampton 1952 年創立 (ルーツは 1862 年に遡 る) Research-led University 20,000 students 5,000 Staff 3,000 Researchers
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University of Southampton 2006/02/21 訪問 Ms. Wendy White (左)Ms. Wendy White (左) Ms. Jessie Hey (右)Ms. Jessie Hey (右)
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e-Prints SOTON http://eprints.soton.ac.uk/
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e-Prints SOTON Mandatory Archiving を行っているのはMandatory Archiving を行っているのは 一部の部局 (ECS など ) だけ 一部の部局 (ECS など ) だけ →Mandate はそれほど重視していない →Mandate はそれほど重視していない 登録作業を行っているのは 登録作業を行っているのは 主に教員の秘書&学部の事務スタッ フ 主に教員の秘書&学部の事務スタッ フ
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登録促進策 SOTON 編 「大事なのは Good Example を示すこ と」 看板教授に登録させる 看板教授に登録させる Press Release を登録文献にリンクPress Release を登録文献にリンク 大学全体の Promotion Tool として確立させ る 大学全体の Promotion Tool として確立させ る → どのように使われているのか → どのように使われているのか Citation の数字ではなく,実感で示 す Citation の数字ではなく,実感で示 す
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登録促進策 SOTON 編 「 One Stop Archiving を模索中」 Full Text → 各部局が構築のサーバへFull Text → 各部局が構築のサーバへ メタデータ → e-Prints SOTON へ メタデータ → e-Prints SOTON へ RAE , Promotion … 大学全体で資源共有RAE , Promotion … 大学全体で資源共有「当初の意図とは異なるが, Full Text へのアクセス確保を最優先に」 Full Text へのアクセス確保を最優先に」
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Universidade do Minho 1973 年創立1973 年創立 “ New University ” の1 つ “ New University ” の1 つ Research UniversityResearch University 16,000 Students16,000 Students 1,100 Teaching Staff1,100 Teaching Staff 600 Staff600 Staff
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Universidade do Minho 2006/02/23 訪問 Mr. Eloy Rodrigues (左) Mr. Ricardo Saraiva (右)
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Reposit ó riUM https://repositorium.sdum.uminho.pt/
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Reposit ó riUM ポルトガル政府の virtual campus プロジェク ト “ eU ” の事業として 2003 年に構築 ポルトガル政府の virtual campus プロジェク ト “ eU ” の事業として 2003 年に構築 ( http://www.e-u.pt/english/index.asp ) http://www.e-u.pt/english/index.asp 実際のデータ登録は部局の職員がメイン 実際のデータ登録は部局の職員がメイン メタデータのチェックが図書館の仕事 → 常勤職員は 38 名、「忙しいのが悩み」 とか … → 常勤職員は 38 名、「忙しいのが悩み」 とか …
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Mandate Archiving Policy 2004 年,リポジトリ本運用に併せて導入2004 年,リポジトリ本運用に併せて導入 図書館 「 Strong Recommend を希望」 図書館 「 Strong Recommend を希望」 学長の提案 「この際 Mandate に」 学長の提案 「この際 Mandate に」 「歴史も浅く,国際的な知名度も高くはな い. しかし,研究のレベルには自信がある. Visibility の向上は大学にとって大きなメ リット」 Visibility の向上は大学にとって大きなメ リット」
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Financial Benefits Archiving Policy と同時に、学長提案で導入Archiving Policy と同時に、学長提案で導入 文献タイプや発表年などに係数を策定 文献タイプや発表年などに係数を策定 雑誌論文: 1 学会発表: 0.5 その他: 0.1 雑誌論文: 1 学会発表: 0.5 その他: 0.1 発表後 1 年以内: 1 1 年以上経過: 0.3 etc … 発表後 1 年以内: 1 1 年以上経過: 0.3 etc … 「 Visibility の向上にどれだけ寄与するか」 「 Visibility の向上にどれだけ寄与するか」
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Mandate を支えるもの 「抵抗は当然予測されるもの. 「抵抗は当然予測されるもの. だから Promotion が大事になる」 だから Promotion が大事になる」 部局に出向いての広報活動 部局に出向いての広報活動 (教員向け・事務職員向け) 学内ミニコミ / 学外マスコミへの宣伝 学内ミニコミ / 学外マスコミへの宣伝 会議等のイベント開催 会議等のイベント開催
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Mandate を支えるもの 「登録を少しでも容易に」 「登録を少しでも容易に」 支援ツールで登録負担軽減 支援ツールで登録負担軽減 Guided Archiving Interface Guided Archiving Interface 著作権確認メール自動作成フォーム 著作権確認メール自動作成フォーム もちろん RoMEO などへのリンクも もちろん RoMEO などへのリンクも 説明簡素化により図書館にもメリット 説明簡素化により図書館にもメリット Restricted 容認 → 登録資料の範囲拡大Restricted 容認 → 登録資料の範囲拡大
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Mandate を支えるもの 「利用されていることを実感してもら う」 「利用されていることを実感してもら う」 統計機能として, Full text/ メタデータの DL 数を 統計機能として, Full text/ メタデータの DL 数を アクセス発生国別・文献毎に提示 IR を Visibility 向上のツールとしてアピールIR を Visibility 向上のツールとしてアピール 「 Success Story を与えることが大事」 「 Success Story を与えることが大事」
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同じだったこと … Promotion の基本は説明会Promotion の基本は説明会 →Open Access の理念だけでは効果なし →Open Access の理念だけでは効果なし 実際に登録するのは職員&秘書 実際に登録するのは職員&秘書 → 「自発的登録」であり「自力登録」では ない → 「自発的登録」であり「自力登録」では ない 分野によって,登録数に大差 分野によって,登録数に大差 → 電子化に対する「慣れ」があるか否か → 電子化に対する「慣れ」があるか否か
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違っていたこと 学内合意「合意すべきは何か」 学内合意「合意すべきは何か」 → 認識の共有「 Visibility =大学の利益」 → 認識の共有「 Visibility =大学の利益」 → 目標の共有「 Visibility 向上」 → 目標の共有「 Visibility 向上」 → 手段の共有「 IR は『使える』ツー ル」 → 手段の共有「 IR は『使える』ツー ル」 何よりも「感覚への働きかけ」を 何よりも「感覚への働きかけ」を →Citation の数字を示すより, →Citation の数字を示すより, 生身の「実感」に 訴える 生身の「実感」に 訴える
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Obrigado!
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